新たに社会人としてのスタートを切るフレッシャーズの皆さん。
彼らを迎え入れるベテランの皆さん。
体にぴったり合ったスーツは、働くあなたをよりスマートに魅せてくれます。
年度が切り替わるこのタイミングで、ご自身のスーツもちょっと見直してみてはいかがでしょう?
肩幅のチェックポイント
肩の縫い目部分を、指先が体の肩部分にあたるようにつまんでみてください。
バッチリつまめてしまう時は、ジャケットの肩幅が体に合っていない証拠。
古いスーツは肩を強調したビッグシルエットのものも多いですが、肩幅を体に合わせるだけでもスッキリ見えるようになり、印象が大きく変わります。
身幅のチェックポイント
身幅は広すぎると体にフィットしない余剰部分が肩から腹にかけて不自然な縦シワを形成し、少々貧相な印象を与えます。
また、狭すぎると前ボタンを閉じたところから脇や腰に向かって引っ張られツレが生じ、着心地も悪くなってしまいます。
自然な姿勢で前ボタンを閉め、写真のようにこぶし1個~半個ほどのゆとりがある状態が理想的です。
袖丈のチェックポイント
袖丈は、自然に下ろした腕の、親指の先から袖先までが11センチ程になるとよいとされています。
また、手首を手の甲側に90度曲げ、袖口がその曲げた手に触れる程度の長さも目安の一つです。
この時、中に着用しているシャツの袖が1センチほど見える状態が理想です。ジャケットと共にシャツの袖丈にも気を付けるとより良いですね。
着丈のチェックポイント
現在一般的な細めシルエットのモダンなスーツは、右側の写真のようにお尻を全部隠さず下側が少し見えるくらいの丈が好まれています。
若々しくスタイリッシュな印象になりますね。
前ボタンがダブルのジャケット等クラシカルなデザインのスーツであれば、左のように丈を長めにすることで落ち着きと信頼感のある重厚なイメージになります。
お直し前にはクリーニングをお願いします
一度着用したスーツは一見シワが無いようでも、肘や膝の関節まわりや身頃等に伸び・縮みが生じており、正確な採寸ができません。仕上がってご着用頂いた際に、そのわずかなズレで違和感が生じてしまう可能性がございます。
お手数ではございますが、クリーニングでお品物の状態を整えてからお持ちくださいますようお願いいたします。