なんとなく出番が少ないネクタイ。それには理由があるはずです。
ご自宅のクローゼットの中には、しまいこんだままになっているネクタイが、たくさんありませんか?
ご自身で買われたものだけでなく、父の日、誕生日、お礼や記念日といった頂き物もあるのではないでしょうか。
好みにピタッと合っていれば良いですが、柄・色・素材・幅など、使う人の嗜好に左右されやすいのがネクタイです。
使わないからと言って、捨てる訳にもいかないですよね。
頂き物だけでなく、自分で買ったものも含めて、出番が少ないものがありませんか?
その理由は、どんな事があるでしょうか。
例えば…
1)幅が広くて、ちょっと恥ずかしい。
2)ネクタイの先が傷んだり、ほころびたりしてしまった。
3)ちょっと自分には、柄が派手で使いにくい。または地味で、自分に似合わない。 等々…
でも、1や2の理由だったら、「お直し」という手段があります。
3の理由だったら、ネクタイとして使わないという方法もあります。
■「ネクタイのお直し」って聞いた事がなかった…。
さあ、「ネクタイのお直し」ってどんなものがあるのでしょうか?
そもそも、ネクタイって、お直しが出来る事自体あまり知られていないですね。
幅が広かったり、傷んだりほころびたりしていたら、
どんなふうに変わるのか、見てみましょう。1)幅が広い場合のお直し
ネクタイの幅も、時代によって、太かったり細かったりしますね。
ネクタイ幅が広い場合は、その幅を調整するお直しが出来ます。
お好みの幅をご指定ください。少し幅をお直しするだけで、だいぶ印象が変わります。
2)ネクタイの先がほころびている場合のお直し
お気に入りのネクタイ程、先が傷み易いもの。
ベルトのバックル、スラックスのウエスト、鞄等が当たりやすく、生地が擦れて傷んできます。
素材絹100%のものは、糸が細く繊細な事が多いので、摩擦に弱い事も。
意外と人の目につく部分なので、お直ししてみてはいかがでしょうか?
お直ししたネクタイは、少し幅の広いものでした。傷んだ部分をつまんで折込むお直し方法。
少し細めに仕上がり、今どきのネクタイ幅になっています。
ネクタイの端の傷んだ部分があった事、表から見ても、裏から見ても、お直したと言われなければほとんどわかりません。
3)ネクタイとして使いにくい場合のお直し
ネクタイから小物やポーチ等の別なアイテムに、作り直しが出来ます。
オリジナルのアイテムに作りかえしてはいかがでしょうか?
写真は、ポーチのサンプルです。
どんな物に作り直したいのかをお話頂ければ、お作りいたします。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
ワードローブの中に眠っている捨てられないネクタイがあったら、
是非お持ち下さい。